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ナポレオン三世時代のベルベット張りの飾り台。
4つの異なる形状の木製の板を重ね合わせた複雑な作りとなっており、なかなか見かけない珍しいデザインとなります。
程よく、、、を通り越してかなりボロボロの状態ではございますが、許される朽ち果て具合。
最上段と最下段はグレー味を帯びたブルー、中断は黄緑色に分かれており、経年の変化による色褪せがより一層味わい深い雰囲気を漂わせております。
土台はしっかりとした作りで、上面はフラットになっておりますので、ある程度重量のあるものでも安心して飾れそうです。
ベルベットの張り地が剥がれている箇所がございますのでお写真でご確認ください。
バラと手の飾りの破片、ペアでの販売となります。
木彫に金彩が施されており、壁面や家具の装飾の一部であったかと思われます。
球状に纏まるバラはクラシックな装いで、可憐な印象です。
また、バラを握りしめている手首にはフリル状のカフが施されており、エレガントな印象を受けます。
裏面にはそれぞれ壁に飾るためにリングが後年に取り付けられておりますが、右手部はフックが表面の葉の下(蕾の左側)に貫通しております。※画像をご参照ください。
大きな欠けなどはなく、全体的には年代の割には良いかと思いますが、小さなあたり傷や金彩の下地の石膏?部の露出や剥離がところどころ(特に指や花弁の縁などの出っ張りの部分)にございます。
配送時に多少剥離する可能性がございますので、ご了承の上ご検討ください。
イベントでの出店時に直接お手渡しなどご要望があればCONTACTよりお問い合わせくださいませ。
オークとローリエのトレー。
オーク(樫の木/どんぐり)とローリエ(月桂樹)ヨーロッパでは古来より繁栄や豊穣、勝利などの象徴として使われるモチーフであると同時に、その姿形の美しさから人気がございます。
手のひらほどの小さめなサイズですので、指輪やイヤリング等、小さなアクセサリーを置くのにちょうど良いかと思います。
オークの根元とローリエの先にそれぞれ工房と作家のものと思われる?サインが入っております。
ローリエと裏面の一部に点状に緑青が出ておりますが使用には問題なく、ローリエ部は実の様にも見え、かえって美しく感じます。
分厚いガラスのレンズがついた小さなランタン。
中にろうそくを入れて使うタイプとなり、これまで扱ってきた中でも特に小さなフォルムに対するレンズの大きさが気に入っております。
内側に煤がびっしりとついており、ご覧の通りブリキの外装は元の黒い塗装は殆どはげており、サビございます。
もちろん、それがかえってよい雰囲気となっております。
レンズが付いている部分は開閉でき、上部の傘も引き抜くことができます。
どうやら傘は回転することができ、傘に付属している筒の2つの窓には予測ですが当初は色のついたガラスがついており、シーンによって光の色を変えられたのかもしれません。
あったとすればこの内側の筒のガラス及び傘についていてと思われる吊り下げたり引き出したりするためのフックの様なものが失われているようです。
把手、レンズ部の蓋、傘は問題なく稼働いたします。