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オークとローリエのトレー。
オーク(樫の木/どんぐり)とローリエ(月桂樹)ヨーロッパでは古来より繁栄や豊穣、勝利などの象徴として使われるモチーフであると同時に、その姿形の美しさから人気がございます。
手のひらほどの小さめなサイズですので、指輪やイヤリング等、小さなアクセサリーを置くのにちょうど良いかと思います。
オークの根元とローリエの先にそれぞれ工房と作家のものと思われる?サインが入っております。
ローリエと裏面の一部に点状に緑青が出ておりますが使用には問題なく、ローリエ部は実の様にも見え、かえって美しく感じます。
シロクマの縫いぐるみ。
1920年代頃のフランスまたはドイツ製かと思われますが、詳細は不明です。
茶色のグラスアイに口と鼻はステッチ仕上げ、中身は木毛、首/手足は動きません。
カフェオレ色のレザーの首輪は劣化の具合からオリジナルのものではないかと思われますが、雰囲気によく合っていて、時を経た哀愁漂う姿、にっと笑っているかのように見える愛らしい表情、歪み?のせいか少し首を傾げているように見えるポーズなど、とてもチャーミングでなんとも言えないオーラをまとっています。
全体に抜け毛があり特に顔/耳/背中/お腹/足先はモヘアがだいぶ失われていますが、かといって貧相な印象はそこまでないかと思います。
また、お腹部に押すと鳴くバネ製の仕掛けが入っているようですが、壊れているため動作せず、過去に取り出すため?なのか縫い合わせた手術跡がございます。
左後ろ足に縫い目が2㎝ほどさけて、中身の木毛が見えています。
平行な場所であれば問題なく立ちますが、シロクマの特徴の首が長いこともあってか、重心が頭側にありますので、置く場所が平行でない場合で前のめりに倒れてしまいます。
バラと手の飾りの破片、ペアでの販売となります。
木彫に金彩が施されており、壁面や家具の装飾の一部であったかと思われます。
球状に纏まるバラはクラシックな装いで、可憐な印象です。
また、バラを握りしめている手首にはフリル状のカフが施されており、エレガントな印象を受けます。
裏面にはそれぞれ壁に飾るためにリングが後年に取り付けられておりますが、右手部はフックが表面の葉の下(蕾の左側)に貫通しております。※画像をご参照ください。
大きな欠けなどはなく、全体的には年代の割には良いかと思いますが、小さなあたり傷や金彩の下地の石膏?部の露出や剥離がところどころ(特に指や花弁の縁などの出っ張りの部分)にございます。
配送時に多少剥離する可能性がございますので、ご了承の上ご検討ください。
イベントでの出店時に直接お手渡しなどご要望があればCONTACTよりお問い合わせくださいませ。
小さなランタン。
付属のパーツなどが他にはないと思いますので、完品となります。
手を広げたより少し大きめのサイズで、特徴は前面の厚めの面取りガラス。
両サイドにもガラスが入っており、前面の面取り部にほんの小さな傷があるだけで、本体のブリキ部も錆は出ておりますが、大きなダメージは全くございません。
前面のガラスを上部にスライドして、中のオイルを入れる容器を取り出すことが出来ます。
オイルは芯と調節のつまみがついている部分をくるくると回すと蓋のように開きます。
芯が10㎝ほどございますので、実際にオイルを入れていただければ使用できるかと思います。
※当方では点灯の確認はしておりません。
上部の取っ手と背面の取っ手は本体にぴったりとたたむことができ、背面の固定用のフックで壁面などに取り付けることも出来ます。
ディーラーからは鉄道用か自転車/バイク用かもと聞きましたが、鉄道用のものでフランス国鉄(SNCF)のマーク入りのものでほぼ同じものを見たことがございますので、鉄道用かと推測されますが、詳細は不明です。
分厚いガラスのレンズがついた小さなランタン。
中にろうそくを入れて使うタイプとなり、これまで扱ってきた中でも特に小さなフォルムに対するレンズの大きさが気に入っております。
内側に煤がびっしりとついており、ご覧の通りブリキの外装は元の黒い塗装は殆どはげており、サビございます。
もちろん、それがかえってよい雰囲気となっております。
レンズが付いている部分は開閉でき、上部の傘も引き抜くことができます。
どうやら傘は回転することができ、傘に付属している筒の2つの窓には予測ですが当初は色のついたガラスがついており、シーンによって光の色を変えられたのかもしれません。
あったとすればこの内側の筒のガラス及び傘についていてと思われる吊り下げたり引き出したりするためのフックの様なものが失われているようです。
把手、レンズ部の蓋、傘は問題なく稼働いたします。
金属製の巻尺。
メジャー部はステンレスと思われる金属製で、ケース部もずっしりと重量感がございます。
少し変わったギミックが施されており、メジャー部は2Mございます。
これまでにも同じようなものを2点取り扱いましたが、今回の仕様は初めてです。
中心部のボタンを押すとストッパーが緩み、メジャーを出し入れすることができます。
完全にケースから外すこともできます。
※再度納める際に少しコツがいりますので注意。
※手入れされておりますので使用には問題ないですが、経年の変化でメジャー部にうっすらとサビが出ております。
また、メジャーの途中に折れのような跡が数カ所ございます。
ナポレオン三世時代のベルベット張りの飾り台。
4つの異なる形状の木製の板を重ね合わせた複雑な作りとなっており、なかなか見かけない珍しいデザインとなります。
程よく、、、を通り越してかなりボロボロの状態ではございますが、許される朽ち果て具合。
最上段と最下段はグレー味を帯びたブルー、中断は黄緑色に分かれており、経年の変化による色褪せがより一層味わい深い雰囲気を漂わせております。
土台はしっかりとした作りで、上面はフラットになっておりますので、ある程度重量のあるものでも安心して飾れそうです。
ベルベットの張り地が剥がれている箇所がございますのでお写真でご確認ください。